本文へスキップ
しんや会食・嘔吐恐怖症 克服サポート
しんや(大森慎也)

プロフィール

しんや大森 慎也

会食恐怖症・嘔吐恐怖症の当事者です。 オフ会に参加したり、自分で主催したりしながら、同じ悩みを持つ人たちと話すなかで、少しずつ楽になっていきました。

「食べられない」が始まったころ

きっかけは高校時代、野球部にいたころでした。体を大きくするために、とにかくたくさん食べる。 それを続けているうちに胃腸に負担がかかって、おなかが痛い日、なんとなく気分が悪い日が増えていきました。

決定的だったのは、高校3年の夏、大会前の決起集会です。出されたカツ丼のお弁当に、まったく手をつけられませんでした。 誰かにからかわれたわけではありません。ただ、「大丈夫か」という視線が集まって、監督からも声をかけられて。 あのときの空気は、いまでもよく覚えています。

そのあたりから、大勢の前で食べること、人と一緒に食事をすることが、少しずつ苦手になっていきました。

苦手が、食事だけではなくなった

浪人した年には、つらいことが食事の場だけではなくなっていました。 電車に乗るのがつらい。予備校の狭い教室で勉強するのがしんどい。人と面と向かって話すのがしんどい。 もちろん、会食もうまくできない。

ひとつ苦手が増えると、それが次の苦手を呼ぶ。そんな負のループが、どんどん加速していった時期でした。

ひとりで抱えていた時間

当時は、これを誰かに話せるとは思っていませんでした。 同じ症状で悩んでいる人なんて、この世にいないんじゃないか。本気でそう思っていたんです。

SNSで調べてみても、「よくなった」という前向きな話はなかなか見つかりません。 このまま人付き合いだけが狭くなって、楽しい人生を送れないんじゃないか。その不安がずっと消えませんでした。

本当は、友達と過ごしたかったし、学生らしいイベントにも行きたかった。 それでも誘いには「行けないので」と伝えて、行かないうちに誘われなくなっていく。 断るたびに、少しずつ世界が狭くなっていく感覚がありました。

オフ会に飛び込んだ日

転機は、日本会食恐怖症克服支援協会を立ち上げた山口健太さんが開いていた、少人数のオフ会に行ってみたことでした。 自分と同じことで悩んでいる人が、目の前に普通にいる。そこから当事者の方と出会う機会が一気に増えていきました。

オフ会やセミナーに参加するうちに、長く続いた「自分だけがおかしい」という感覚がほどけていきます。 症状とうまく付き合いながら暮らしている人にも会えて、「自分も将来こうなれるんだ」と思えたことは、とても大きかったです。

そこから、参加する側から場をつくる側へ。オンラインでもオフラインでもオフ会を開くようになり、 山口さんが食べなくてもいいカフェを始めたときには、店長として活動させてもらいました。

オフ会で出会った人たちとは、普通に友達になりました。一緒に遊びに行くようになって、最終的にはみんなで北海道へ。 その旅先では、食事もみんなでちゃんと楽しめていました。外食が怖くて動けなかった頃の自分から、ずいぶん遠くまで来たなと思います。

テレビで話した日

山口さんが主催するオンラインコミュニティにいたとき、「誰か出られる人はいませんか」と声がかかりました。 それがきっかけで、NHK『フクチッチ』の社交不安症の特集に、当事者として出演しています。

ずっと隠していた症状を、カメラの前で話す。そんな経験をすることになるとは思っていませんでした。 長いあいだ悩んで、苦労してきた症状です。 それでも、この症状があったからこそ、こういう貴重な経験をさせてもらえた。 いまは素直にそう思えていて、ありがたいなと感じています。

いま伝えたいこと

いちばん伝えたいのは、適切にアプローチすれば、症状はよくなっていくということです。 少なくとも私は、自分の経験からそう思っています。

ただ、心に関わることなので、時間はかかるかもしれません。だから、焦らないでほしいと思っています。 ゆっくりでいいので、自分のペースで向き合っていってもらえたらうれしいです。

このサイトには、その助けになりそうなものを置いています。 オフ会での活動記録と、 YouTubeで話した内容をまとめたブログです。 読んで「自分だけじゃないんだ」と思える瞬間が、どこかにあればうれしいです。

同じ悩みを持つ仲間がいると分かるだけで、心強さがまったく違います。 人は、悩みを話すというだけでも、ずいぶん心が楽になるものだと思っています。

それに当事者どうしで話していると、「自分はこう考えていたけれど、そういう捉え方もあるのか」と、 思ってもみなかった考え方に出会えます。 物事の見方が少し変わると、症状も少しずつよくなっていく。そういうことが、実際に起こります。

話せる場所があります

オフ会に参加してもらうのもいいですし、個別に話したいときは無料のカウンセリングもしています。 どちらも、まずは公式LINEから気軽に声をかけてください。

これまでの活動

NHK『フクチッチ』出演
社交不安症の特集に、当事者として出演しました。番組ページを見る
「食べなくてもいいカフェ」店長
山口健太さんが立ち上げたこのカフェで、店長として活動しました。いまは運営に関わっていませんが、カフェは定期的に開催されています。気になる方は、下記の公式サイトをのぞいてみてください。食べなくてもいいカフェ 公式サイト
オフ会の主催・運営
オンライン・オフラインの両方で、同じ悩みを持つ人が集まる場をつくってきました。

つながる