会食・嘔吐恐怖症あるある10選|いくつ当てはまる?
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「ご飯に行こうよ」
そう誘われた瞬間から当日まで、ずっと頭の中が会食のことでいっぱいになる。そんな人はいませんか。
私も、人前で食べるのが怖くなって苦しんだ経験があります。
予定が入ると前日からソワソワして、当日は朝からお腹が痛くなる。待ち合わせの駅に着いたら、まずトイレに駆け込んで、個室で気持ちを落ち着かせようとしていました。 うまくいった自分をイメージしようとするのに、逆にどんどん緊張してくる。そんな経験を何度もしてきました。
今日は、会食・嘔吐恐怖症の当事者なら「これ、自分だ」と思わず声が出てしまうあるあるを10個紹介します。
この悩みを抱えているのは、あなただけではありません。想像以上に多くの人が、同じことで苦しんでいます。 いくつ当てはまるか、数えながら読んでみてください。
会食の前のあるある
会食の前って、実はもう心の中で戦いが始まっているんですよね。
1. 誘われた日から、頭がいっぱいになる
誘いが来た瞬間から当日まで、頭が会食のことで埋め尽くされてしまう。
これは予期不安と呼ばれるものです。脳が先回りして、まだ起きてもいないピンチに備えてしまう状態です。 この状態が続くと、会食の日を迎える前に、心が疲れきってしまいます。
せっかく友人に会えるのが楽しみでも、食事の不安だけがずっと頭の中をぐるぐるする。 私も、予定が入った日から当日まで、会食のことが頭から離れませんでした。
2. 一人なら食べられるのに、人と一緒だと喉が詰まる
一人なら普通に食べられるのに、誰かと一緒になった途端、喉が詰まる感覚になる。この体の反応、つらいですよね。
私は症状がいちばん強かった時期、店員さんが近くを通るだけで、食事が喉を通りにくくなりました。 目の前に店員さんがいるカウンター席は、かなり苦手でした。
3. お店選びとメニュー決めに、すごく気を使う
私は幹事を任されることが多かったのですが、実はそれを少しだけ逆手に取っていました。自分が行きやすいお店を、自分で選んでしまうんです。
毎回似たようなお店になってしまって、流行りのお店に何も気にせず行ける人たちが、本当にうらやましいと思っていました。
当時はお酒が入ると少し楽になるタイプだったので、自然と居酒屋が多くなりました。正直に言うと、お酒に助けてもらっていた部分も大きかったと思います。そこは回復していくなかで、少しずつ手放していきました。
嘔吐恐怖症のある方には「あるある」かもしれませんが、トイレが男女で分かれていて、個室がしっかりあるかでお店を決めていた時期もあります。
当時の私にとっては、これが会食に行くための精一杯の工夫でした。
会食の最中のあるある
ここからの4つも、どれも「あ、これ自分だ」と声が出てしまうようなあるあるです。
4. 相手の食べるペースが気になって仕方ない
自分だけ遅れていると気づいた瞬間、焦りが焦りを呼んで、余計に箸が進まなくなる。
複数人での食事で、自分だけ食べ終わっていない。周りの視線が気になって、さらに食べられなくなる。そんな感覚、ありませんか。
5. 会話と食事を、同時にこなせない
緊張を和らげようと会話を頑張ると、箸が止まる。食べることに集中すると、話が上の空になる。 この2つを同時にこなすことが、どうしても難しいんですよね。
その結果、料理を残してしまって、「どうしたの」と思われているんじゃないかと不安になります。
6. 「無理しなくていいよ」が、地味にきつい
相手が気を使ってくれているのは、よくわかります。 でも、その優しさがそのままプレッシャーに変わってしまう。気にされているとわかった瞬間に、余計に食べられなくなるんですよね。
だから私は、細かく事情を説明することをやめました。
病名として正確に理解してもらうよりも、「ちょっと繊細で、慣れない場だと食欲が出にくい人」。それくらいに思われているほうが、よっぽど楽だったんです。
理解してもらうことがゴールじゃない。ここに気づけたのは、私にとって大きな転機でした。
7. お店に着いたら、まずトイレの場所を確認する
本当にダメなときは、一度トイレで気持ちを落ち着けるしかありませんでした。 だから、お店に着いたら、まずトイレの場所を確認するんですよね。
症状がひどい時期は、食事を頼まず、飲み物だけで乗り切ったこともあります。さすがにそのときは、みんなに心配されてしまいました。
会食の後・日常のあるある
この症状のつらさは、お店を出たあとも、日常に戻ってからも続きます。
8. 終わった後に「またやってしまった」と反省会が始まる
毎回の食事が、克服できたかどうかのテストになってしまう。食べられたか、食べられなかったか。それだけで自分を採点してしまうんです。
本来は楽しいはずの食事が、合格・不合格を決める場に変わってしまう。 しかも、うまくいったことより、失敗した場面ばかりが頭を巡ります。そして、また次の会食に行きたくなくなるんですよね。
9. 「胃腸が弱くて」のセリフで乗り切る
「胃腸が弱くて」「好き嫌いが多くて」という言葉で、その場を乗り切る。
これは悪いことではなく、むしろ乗り切るための知恵だと思っています。
私は実際にお腹が弱いので、「ちょっと調子が悪くて」とよく言っていました。ほかにも、
- 「朝、食べすぎちゃって」
- 「このあと予定があるので、軽めに」
予定なんて全然なかったりするんですけどね。 こうした言い回しをいくつか持っておくと、意外と多くの場面を乗り越えられます。
10. 「この症状がなければ、人生変わっていたのに」と考える
個人的には、これがいちばん苦しかったところです。
特に恋愛では、好きな人ができても食事に誘えず、関係が進みませんでした。「このままだと結婚もできないんじゃないか」と、本気で不安になった時期もあります。
それに私は、おいしいものを食べるのが本当に好きなんです。なのに、テレビで紹介されたお店に気軽に行けない。 楽しいことを諦め続ける人生なのかな、と暗い気持ちになったこともありました。
まとめ
会食・嘔吐恐怖症のあるあるを10個紹介しました。あなたはいくつ当てはまりましたか。
私自身、この10個のほとんどを経験しています。でも今は悩まなくなっていて、症状も落ち着いています。 当てはまる数が多くても、自分を責めなくて大丈夫です。
もし今日ひとつだけ持ち帰るなら、9つ目の「逃げ道になるセリフ」を、あらかじめ用意しておくこと。 これだけで、次の会食が少し軽くなるはずです。
同じ悩みを持つ人だけが集まるオフ会の様子は、活動記録にまとめています。 あるあるを話すだけで、気持ちが軽くなることもあります。認知行動療法を取り入れた無料の講座も始めました。
「自分はこの番号がいちばんわかる」というものがあれば、公式LINEで教えてください。みんながどこでいちばん苦しんでいるのかを知って、これからの発信の参考にさせてもらいます。
※ この記事は当事者としての経験談です。医学的な診断や治療を目的としたものではありません。